大河ドラマ『新選組!』総集編、ようやく第3回の感想が終わる…
そもそもこれ再放送されたの2022年の年始ですけどね!
あとまだ『土方歳三 最期の1日』残ってますけどね!!
↓第1回
【感想】新選組!スペシャル(1)武士になる! - 袴ブーツで日本一周
↓第2回
【感想】新選組!スペシャル(2) 新選組誕生 - 袴ブーツで古民家ぐらし(仮)
写真は昔の京都旅行で撮った八木邸
新選組に居場所を失った山南さんが脱走したため、局中法度により漏れなく切腹…
しかし草津まで行って山南さんが見つからなければ戻ってこい=見逃す。と沖田に言う近藤。
そうやって期待を持たせるところだぞ三谷くん!!
山南さんの切腹の回めっちゃ反響あったらしいですねえ、これで当たり役となり後に真田幸村で主役張っちゃうからね(真田丸並感)
「今年の桜は見られても、来年の桜はわからない…」
という沖田の台詞はめっちゃ印象に残ってた。この時代の労咳はほんと不治の病だからな…
元気な身体の平助が羨ましい、と語るがその平助も油小路で…
試衛館組で次に亡くなる平助と話すのが因果というかね、なんとも言えない気持ちになるよね(´・ω・`)
伊東甲子太郎:谷原章介は個人的にドはまりでした、こう…涼しげで爽やかで妖しい感じがね。
伊東が元・新選組だからではなく、薩長出身じゃないからハブられた
→薩長は近しいものだけの政治を行おうとしている
→近藤も百姓の出自だから色々苦しんだ
→だから新選組は身分出自関係なく力のあるものが…
そんな問答で伊東とも和解というか分かりあえた感を出しつつ…まぁ油小路事件があるんすけど
どんどこどんどことんがりコーン(違う)を被った新政府軍との戦になってしまうのだが
ここの汚れ具合もあって周平を庇う源さんの格好良さは異常。
新選組モノだと基本あまり目立たない源さんだけど、今作においては小林隆さんの演技もあり優しく格好いい源さんだったよねぇ。
新選組モノで一番いい源さんですよ(俺調べ)井上源三郎資料館でもここの源さんの写真あったし!
甲州勝沼の戦いで負け、永倉&原田が新選組と袂を分かつ場面のあと
『例え一人になっても!俺がいる限り…新選組は終わらない!!』
と無口であまり感情を出さない斎藤一が、ここで感情むき出しで「誠」の旗を掲げながら新選組への思いを叫ぶのが最高にエモいのよな…オダギリジョーさんナイス演技です
これ観てから、るろうに剣心の明治時代の斎藤一を見るのがオススメだゾ。
幕末にあんなことあったもんねえ…(しみじみ)って感じで。
違う作品ですけど
最期の力を振り絞って刺客と戦う沖田総司。
労咳で段々と衰弱していき…で終わりでもいいかもだが、せっかくのドラマだしこれくらいやってくれた方がすき。
史実では最期まで近藤の身を案じていたらしくてそこもエモい。
島田魁が好きなので照英の島田くん格好良かったなぁ…
俺的島田くん三銃士と言えばこの『新選組!』と『薄桜鬼』と『いつの日か還る』
そもそも新選組モノでもそんなに出てこないとか言わない
今作ではもちろん新選組からの目線なので、会津藩側からは『八重の桜』、徳川慶喜や幕府側からは『青天を衝け』を観れば更に深みが増しますよ!(宣伝)
改めて観ると新選組って史実でも下手な創作よりドラマチックなのよな。色々脚色されてしまった部分もあろうけど
少しずつ散り散りになっていく仲間たちはもちろんのこと
局長を失っても副長が戊辰戦争最後の局面の箱館まで戦って「戦死」ってのがね…
これ戊辰戦争のどこかで壊滅して終了とか、土方が宇都宮で戦死とかだったら微妙感あるぞ。
何番隊やら出身やら死に方やらエピソードやらでそれぞれキャラも立ってるし
新選組を語るでは近藤→土方への「お前がいたから俺は踏ん張れた」という台詞に
まんま近藤←土方と重なるのが三谷幸喜のうまさというかいやらしさを感じたとのことw
土方くんの戦いはもうちょっとだけ続くんじゃ!次回へ続く!