今週のお題「一生モノ」
和装の人間としてとりあえず着物は挙げておきます。
大切に使えば孫の代まで使えるとか言われますね。
私の新品で洗えるポリエステル普段着用の和服でも、10年以上着れてるやつがありますぞ。
着物は身体のラインに沿わない作りだから、デブになっても変わらず包みこんでくれました♥
羽織袴ブーツ、着よう(宣伝)
テンポよくノルマも終えたので
一風変わった一生物として写真の思い出でも。
一生物といえば腕時計、コート、バッグ、宝石などが定番?なので
写真なんて別に普通では…と思った方、写真は写真でも
湿板写真だけどな!!(えー
あの国民的超人気大河ドラマ(俺調べ)の『青天を衝け』において
徳川慶喜(草彅剛)の写真撮影において協力したという
ライトアンドプレイス湿板写真館さん
幕末・明治当時の技法で撮影をしている激レアすぎる写真館。
ガラスに薬品塗って写すやつです。やり方や仕組みはWikipedia先生をどうぞ。
ちなみに普段は東京の日暮里・谷中で営業されているようです。
渋沢栄一(吉沢亮)や島津久光(池田成志)の写真のシーンも協力してたのかなあ?
それはともかく当時、西武池袋本店で骨董マーケットなるイベントをやっておりまして。
レトロやアンティークが集うなんて素敵。
そこで特別に出店されていたのをたまたま知りました。
普段なら1枚23500円ですが、この時はなんと1枚11000円!
撮るっきゃねえ!👊と向かって昼頃到着…
話を伺うと予約ばかりであとは夕方が少し空いているくらいとのこと。
スマホで無料で鮮やかで高画質な写真が撮り放題な平成・令和時代に
11000円払って白黒モノクロで画質も良くない撮り直しもできない幕末・明治時代の湿板写真を撮りたいなんて…
こいつらすげえ変態だぜ?お前もだろ
もちろん撮ります!!と夕方からのを予約し、時間を潰す。
床屋に行ったり化粧水塗ったり気合を入れてきた甲斐があったぜ。
今更遅いけど♥
さあ撮影の時間がやってまいりました。
古典のレンズを使用し、カメラは幕末・明治頃のモノ!
写真のお兄さんも時代掛かった感じの服で恰好よかったです。
撮影コーナーで説明を受ける。
撮影のため6秒間静止したり、そのために「首おさえ」という器具で支えるなどなど。
練習がてら&記念にスマホでも撮っていただく。
後世に遺すんだからもちろん羽織袴ブーツに決まってるだろお?
青天を衝けyearだったので渋沢栄一イメージな
黒の羽織、青の着物、白の帯、青の袴で。
後世の歴史家よ、このブログを見ればどんな色の着物で撮ったかわかるぞ(アドバイス)
撮り直しできないからこそ覚悟が決まるッ📷
心を整えていざ撮影!📷
……意外と6秒が長く感じました📸
そしてガラス板を薬品につけると私の姿が浮かび上がってきて…😇
ここからまた整えるのに約1時間とのことなので更に時間を潰す。
誰かに自慢したくてしょうがなかったので
仕事終わりの歴史好きな友人を呼び寄せました、まあ帰り道だったし(迷惑)
「うおお!すげええ!」ってノってくれました、なんていい男🥺
家族や友達にもラインしまくりました(迷惑)
ちなみに完成品。
写真屋さんから「明治維新後に学校とか作ってそう」という感想をいただく。
ちょっと横を向き過ぎた気がしないでもない。
頭の中では箱館の洋装姿の土方歳三な角度くらいのイメージだった。
ネットにアップするためこのような形ですが…
実物はこんな感じです。
ガラスの板で桐箱に入っております。
太陽の光には弱いらしいので、たまに眺めてニヤニヤ楽しむくらいにしよう😇😇
今の綺麗な写真を加工しただけじゃこの魅力はでない…!
なので大切に保管しております!一生もの!!
以上、一生ものと聞いて思い浮かんだ写真でした。
いずれ博物館に
「めっちゃ保存状態のいい幕末・明治時代の先祖の写真です」
って寄贈します🙃🙃
いや~一生物なマジでいい体験しました、黄金体験ゴールドエクスペリエンスでしたわ(ジョジョ)
成人式でも卒業式でも結婚式でも家族写真でも普通の写真でも…
LIGHT&PLACEさん(イケボ)で湿板写真、いかがでせう。