ゴールデンカムイのアニメ4期も始まり、新発田生まれがトレンド入りしてたので思い出した。
新発田といえば幕末好きとしては、戊辰戦争の際に奥羽越列藩同盟の裏切りのイメージが…
大局的に見れば新発田の行いは正しかったと言えるが、心情的にはね(´・ω・`)
ま、それはともかく私が今回書いたのは新潟&新発田旅行の際に訪れた
白壁兵舎広報史料館
うーむイケメン、それもそのはず明治7年の兵舎。和洋折衷で格好いいですね。
この建物は、このような時代背景のもと1874年(明治7年)に陸軍東京鎮台歩兵第8番大隊分屯営の兵舎として建築されました。
兵舎の建設にあたっては、フランス式の兵制に基づくものの建設は日本の伝統的な技術を有する棟梁が行うため、結果的に小屋組の「トラスと船肘木(ふなひじき)」にみられる様な和洋折衷の形式となっています。
また建設当初、四周が白の漆喰(しっくい)で仕上げられていたことから、通称「白壁兵舎」と呼ばれるようになりました。この白壁兵舎には新潟県の郷土部隊である、歩兵第16聯隊、第116聯隊の兵士が起居(ききょ)しておりました。
本史料館は、新発田駐屯地東側から移築した歴史的建造物である白壁兵舎を活用し、郷土部隊の歴史を記す資料を中心に、貴重な歴史的資料を多数展示しております。
※公式サイトより抜粋
元は新発田城の敷地内なのでお城からもすぐそこ!
館内には新発田歩兵第十六聯隊についての歴史が色々と。
日露戦争についての展示ももちろんありますとも。
一部203高地の戦闘にも参加したんですね。
ゴールデンカムイでもおなじみの第七師団や第一師団とはまた別、第一軍隷下の第二師団でございます。
文字で書くよりこういう図だと分かりやすくて助かる
奉天会戦。『坂の上の雲』の小説読んだり、ドラマを観たりしてたのでワクワクしちゃう。
ドラマは旅順要塞がピークだったとか言わない
当時の遺品や寄贈品などなど。
日露戦争時、旅順の203高地攻撃に参戦した兵士の軍帽
肋骨服。鶴見中尉感ある。
あ、この軍服ゴールデンカムイでみたやつだ!(進研ゼミ風)
なんかこの軍服で一番思い出されるのが月島軍曹なんだよな。
二階堂みを感じる義肢もありました。
尾形やヴァシリを思い出す三八式歩兵銃、モシン・ナガンなどなど…
でも個人的には凄惨なガダルカナル島の戦いの手記や展示が充実してて見入ってしまった記憶。
あと私が歴史好きだからそちらにかまけて撮ってなかったですが…
陸上自衛隊新発田駐屯地の方々の災害時における活躍などもきちんと展示されております!
いやあ、自衛隊の方々には頭が下がります_(._.)_
映画『八甲田山』の撮影協力も。
そういえばこれ観たいと思ってたんだよな。
「隊長、あの木に見覚えがあります!」「天は我々を見放した…!」って台詞だけ知ってる。
帰り際にもう1枚。山とのコントラストが美しいですね。
見学はするけどそこまで時間は掛からないかなーとか考えてたら
日露戦争、第二次世界大戦、自衛隊の活躍をじっくり見てしまいだいぶ時間経ってました(アホ)
なので見学するなら一応余裕を持って行った方がいいと思いますよ!
歴史や自衛隊に興味のある方、ゴールデンカムイでちょっと興味ある方、普通に観光の方、新潟市からもすぐなので新発田旅行いかがでせう。
街中には古民家や日本庭園などもありいい街でございますよ。
また明治時代の実業家であの超大人気大河ドラマ(俺調べ)『青天を衝け』にも出演した…
大倉喜八郎(新発田出身)の別荘「蔵春閣」もそろそろ移築完成予定!!(宣伝)
↓移築完了しました ※追記