大人気放送中の大河ドラマ(違)である
『逃げ上手の若君』
戦国・幕末・近代などではなく、よくこの辺の時代を題材にしようと思ったなあ…
足利高氏による鎌倉幕府滅亡からの流れを~って漫画・アニメですね。
登場人物たちの生存・死亡や最期のネタバレは色んなところに散らばってるから気をつけてくださいね!(歴史モノの宿命)
声優:中村悠一の演技が光るッ!
そんな彼のゆかりの地?に旅行済みでしたので書こうかと思いまして。
諏訪上社 旧大祝邸跡
基本情報
駐車場
見学者用駐車場4台程度駐車できます。
見学について
敷地内(柵内)はご自由にご覧いただけます。
建物は外観のみの見学となります(建物内部は公開しておりません)
夜間の見学は、近隣住民の方の迷惑となりますので、ご遠慮ください。
※公式サイトより引用
という諏訪一族が住んでいた古民家で日本家屋なお屋敷です。
外観のみのため公園や神社仏閣のように見学時間はフリーな感じ…
節度をもって見学しませう。
徒歩40分だからよし、徒歩圏内だな!!
実際にぼくは着物で和服で羽織袴ブーツで歩いて行ったし大丈夫大丈夫👍
周辺には諏訪大社上社、諏訪市博物館、神長官 守矢史料館、放浪美術館など
観光スポットも目白押しなので徒歩で行ってもフツーに楽しめますよ。
さてさて諏訪頼重の務める…
大祝とは
大祝(おおほうり)とは、諏訪明神の依り代(よりしろ-神霊が宿る対象物)・現人神(あらひとがみ-生き神様)として、
諏訪社(上社・下社)の頂点に位置した神職です。
上社大祝は、古代から近世末に至るまで世襲され、「諏方(すわ)氏」を名乗りまし
た。
中世までは、諏訪の領主として政治権力も握っていましたが、江戸時代に入り、
「藩主諏訪家」と「大祝諏方家」ができ、完全に政教分離がなされました。
明治維新で神官の世襲制度が廃止されたため、大祝職も廃止されました。
生き神様を祀る信仰が存在し続けた諏訪社は、全国的にも珍しいといわれています。
※公式サイトより引用
という神職ではありつつかなーり特異な一族ですね。
これなら未来も視られるわけだ(適当)
そんな訳で見学させてもらうぜ!
主屋
今はもう主のいない家や灯籠くんが佇んでおります。
大祝諏方家住宅について
大祝の居館は「神殿(ごうどの)」と呼ばれ、神聖な場所とされていました。
中世までは前宮の麓にありましたが、遅くとも安土・桃山時代には現在地に居館を構えました。
これに伴い、周辺に宮田渡(みやたど)と呼ばれる集落が形成されました。
居館は江戸時代後期に焼失し、天保年間(1830~44年)に再建されました。
再建当時は約3,000坪の敷地に、約320坪の主屋などが建てられていました。
その後、明治・大正を経て昭和初期には、敷地とともに主屋も約80坪に縮小され、現在
の主屋は約43坪となっています。
※公式サイトより引用
さすがに逃げ若あたりの鎌倉~南北朝時代あたりの建物とはいきません。
幕末の偉人のメイン世代あたりと同じくらいの生まれのようです。
縮小したとはいえ当時の敷地面積がすごい。
場所も諏訪大社 前宮の麓とあるから、中世である逃げ若の時代は
ここから徒歩20分ほどの所にあったみたいです。
別の角度から主屋
今は無人となっているため物悲しい感じ…😢
またまた別の角度から
箒は見えるし今は諏訪市の管理だそうで、たまに掃除とかしてもらってるのかしら。
土蔵もありました。頭部がデカいッ!
見えにくいけど家紋は「諏訪梶の葉」でいいのかな。
これらの建造物は幕末頃の建築だし。
逃げ若のサイトやオープニングでも活躍?してる北条家の家紋
隠してましたが実は子孫です、嘘です。
表門
諏訪一族や来客の皆さんを色々と見守ってきたのでしょうか。
以上、外観のみですから割とすぐに終わってしまいそうな場所です。
しかし長々と続いた諏訪一族に思いを馳せてみるのもいかがでせう。
諏訪市は東方Projectの聖地ですし、今回の逃げ若が注目されてるし…
空き家で廃墟みたいになっちゃう前に
クラウドファンディングでもすれば修繕資金も集まりそうな気はしますけどねえ🤔
綺麗にして聖地巡礼スポットに、しよう(提案)
聖地巡礼でも諏訪市、諏訪大社、茅野市観光の際などにいかがでせう。
①大河ドラマ『鎌倉殿の13人』
③大河ドラマ(違)『逃げ上手の若君』
の順で視聴すれば
源平合戦~鎌倉幕府成立~元寇~鎌倉幕府滅亡からの南北朝時代までの
歴史の勉強は完璧って…コト!?