今週のお題「何して遊ぶ?」とのこと。
せっかくのゴールデンウィークなので…
古民家に行きましたよ!いつもじゃねえか
その古民家は茨城県行方市にあるッ!初見じゃ読みにくそうな「なめがた市」
歴史好きとしては新選組の芹沢鴨の出身地が思い浮かぶ、一応生家跡もありますよ。
個人的に創作では大河ドラマ『新選組!』の佐藤浩市や『薄桜鬼 黎明録』のCV:中田譲治の芹沢鴨が印象的。
どちらも破滅的だが偽悪的な面も感じさせ、乗り越える壁的な描かれ方で見せ場もありましたね。
芹沢鴨が使ってたような鉄扇は欲しいものリストに入れているぜ!
…無駄な前置きも終わり本題の古民家へ
大山守大塲家郷士屋敷
霞ケ浦の東に位置し、電車も通ってない陸の孤島なのでアクセスはまぁ、車になるでしょう。
公式サイトでは石岡駅からバスも書いてありますが。
このご立派なお屋敷について
大場家第三代清左衛門正治の時に初代水戸藩主・徳川頼房の領内巡視の際の宿泊所として、また水戸藩南部の藩政事務所として、寛文期(1661~72)に建てられたものです。
平成16年から20年にかけて5ヵ年計画により大規模な解体修理が行なわれ、幕末期の大山守大場家郷士屋敷に復元されました。
建物は農家造りの居住・役宅部と数奇屋風の格調高い御殿部(御殿・次の間・玄関・式台など藩主の御旅館として使用)があり、長屋門を構えた屋敷となっています。
大場家は代々水戸藩の大山守を務め、20数カ村の藩有林を管理するとともに、各村の庄屋の上に立ち、勧農、税の徴収・訴公・治安等、広域にわたる藩行政にたずさわりました。
※公式サイトより抜粋
歴代水戸藩主が視察の際に宿泊し、水戸藩南部の行政の拠点だったようですね。
幕末期の屋敷に復元とはいいぜぇ…幕末・明治好き的に考えて。
ここの家主の大塲家も管理職として水戸藩を支えていたようですね。
駐車場内にある説明版。駐車場は割と広いので安心!
敷地平面図。さすがの広さ。
まずは通用門くんがお出迎え。か、茅葺き…!
道なりに進むと土間&会所へ。
会所とは…今でいう市役所の支所みたいなものでしょうか。行政やら色々な手続きが行われていたそうで。
まずは→に受付があるので入場料300円を支払いませう。
受付の東蔵(資料館)
中の資料は撮影不可!大河ドラマ『青天を衝け』でも注目された徳川慶喜や徳川昭武の書がありました。
10代前半に書いたものですが字が綺麗でしたねえ。
あとは郷土の偉人が書いた絵や地図など色々と。係りの方がざっくりと説明してくれます。
ちなみにこの家主であるあまり見かけない大塲は高橋・髙橋みたいなものだそうで。
日常的には大場だそうですが、公式的には大塲だから書類やら何やらの時にちょっと大変なんだとか。
東蔵から戻り…会所
土間
別方向から。
土間から見える茶の間。うーん、すっきりした空間でイイネ。
ちなみに中には上がれません😢でも手前に腰掛けるのはいいそうなので、土間側から楽しみませう。
和箪笥を始めとしたイケメン道具たちを1枚に収めてしまったぜ
なんだ?と思って覗いてみたら御白州でした。
式台&玄関の間を臨む。
屋根が連なっててなんかいい感じ。
別方向から。おVIPな藩主などが通るので、隣とはくぐらないと行き来できません。
式台から玄関の間を通り、左へ行くと表座敷!
御殿!天井(見えないけど)も高く、ご立派な部屋。
書院部分もなんかレアな感じだぞ…
次の間(二の間)
こっちでも十分立派だと思うマンです。
このイケメンたちを背にしつつ、庭をぼーっと眺めて至福の時間でした( ˘ω˘)スヤァ
天気も良く、風も気持ちよかったです。
しかも畳を替えて日が浅いのかめっちゃ良い匂いがしました。
癒されつつちょっと表座敷の裏も見ておくぜ。
蔵ァ!
主屋の居室部分。ちょっといい絵が撮れたと思ってます。
いつもの構図。
御姫様の間!
茶の間→土間
反対側からの茶の間⇔玄関の真ん中にある部屋もちょっと見えたァ!
最後に藩主などが通るおVIPな表門を撮って終了。
以上、なんか結構なボリュームになってしまいました。
上がれはしませんでしたが、それだけ満足度の高い古民家だったということですね😇
アクセスも微妙だしそもそも知られていないからか、見学者は他におらず超のんびりできたのも大きい😇
なんなら1時間半近くいました。一応16時とはなってるが15時で声を掛けられたので閉館時間はまちまちっぽい?
受付の訪問者リストにも私たち以外は1人しか来ていなかったようです。
なのでGWだけど混雑を避けてのんびりしたい!という欲張りな方、大塲家郷士屋敷いかがでせう。