今週のお題「あったかくなったら」ということでしたいことと言えば…
古民家めぐりですかね!いつもやってんじゃねえか
古民家と言えばその名の通り昔に作られた家なので、隙間が多くて風通しがよく断熱性はガバガバです。
なので冬に見学すると結構寒い⛄️最近は暖房かけてる所も多いけど🔥
場末にあるようなご自由にご見学くださいタイプの古民家にはだいたい置いてない、まあ危ないだろうし…
家の作りやうは、夏をむねとすべし
って徒然草で吉田兼好も言ってたからね、古民家が寒いのは仕方ないのよね。
しかし季節が暖かくなってきたら話は別。
春の暖かい日にそよ風にあたりながら縁側や畳の部屋でボーッとするのは最高なのじゃ!
さらに着物を着ていることにより相乗効果も生まれて倍プッシュだ…!(謎)
ということで去年の春に行ったのが東京都板橋区の文化財でもある
旧粕谷家住宅
都営三田線の高島平駅から徒歩20分ほど。坂や階段を登って行くのでちょっと大変かも。
団地や住宅ばかりのこの地域にまさか降りることになるとは…
肝心の粕谷家ですが名主を務めた家柄なのでご立派でデカいッ!めっきり少なくなってきた茅葺き屋根ッ!
公式サイトによると江戸時代中期の享保8年(1723年)に建てられたとのこと。
なので令和5年(2023年)でなんと300歳!おめでとうございます🎂🎉
以前日記に書いた虎ノ門ヒルズにある『大阪屋 砂場』さんは大正13年(1923年)生まれの100歳なので、粕谷家住宅は2世紀分も大先輩である。
説明版にもその旨がしっかり書いてありますぞ。このデカさで隠居に際して建てた住まいですか…たまげたなあ。
農家!都内最古級!東京の西の方ならありそうだけど23区でこれより古い古民家あるのかな?
だいたい撮ってしまう角度、これすき。
囲炉裏と和箪笥のイケメンゾーン。
特に火がついてなくても吸い寄せられてしまう囲炉裏🔥
自在鉤や魚もいつも行くような古民家のものより、さらに古めに見える気がする。
板の間ァ!
なんか暗くてわかりにくいですが衝立…ではありません、説明用のモニターです。
江戸時代中期のモニターだってさ(適当)
床の間ァ!
手前の写ってない分も含めると12.5畳もあった。
東京の一人暮らし賃貸2部屋分やな!…もしかしたら3部屋分かもしれない。
存在感のある机が…w
向かいのこの部屋で和傘や祠を眺めながらしばらくボーッとしました😇
鳥、魚、虫、水の流れとかあると延々と見てられちゃう。
冒頭で述べたような穏やかな陽気の中のんびりできて癒されました…( ˘ω˘)スヤァ
暖かくなったら古民家でボーっとするの、おすすめです。日本庭園なんかでもいいぞー
しっかしわざわざ千葉から板橋区、しかも高島平まで観光に来たッ!なんて奴は少ないと思う。
都営三田線での観光ならせいぜい巣鴨あたりまでではなかろうか🤔
高島平よりもうちょい手前だけど志村に超人気スポットである…源泉掛け流し天然温泉のさやの湯処とかあるけどよ!!
お近くに来た際には旧粕谷家と併せていかがでせう。